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レジでポイントカードを聞かれなかった。出さなかった自分が悪いの?

レジでポイントカードを聞かれなかった。出さなかった自分が悪いの?

「あ、ポイントカード…」レジを後にした瞬間に襲ってくる、あの絶望感。財布からカードを出そうと準備していたのに、店員さんに聞かれなかった。

いや、そもそも最近は聞かれないことの方が多い?

「店員さんが聞いてくれなかった」と少し店員さんのせいにしたい気持ちと、「自分から提示すればよかった」と後悔する気持ちが、心のなかでぐるぐるしていませんか?

この記事を読んでいるあなたは、まさにそのモヤモヤの渦中にいるはずです。

今回は、なぜレジでポイントカードを聞かれなくなったのか、そしてもう二度と後悔しないために、私たちにできることは何なのかを一緒に考えていきます。

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目次

なぜ?ポイントカードを聞かれなくなった背景

ここ最近ポイントカードを聞かれなくなった背景には以下の4つが関係しています。

  • 非効率化の解消
  • スマホ決済・アプリの普及
  • 顧客のニーズの変化
  • 研修マニュアルの変更

非効率化の解消

現代の小売業界では、お客様の待ち時間をいかに短縮するかが、店舗運営の重要な課題となっています。

レジでの「ポイントカードはお持ちですか?」という声かけは、お客様がカードを探す時間や、店員がカードをスキャンする時間を生み出し、レジ全体の回転率を下げてしまう要因の一つでした。

特に、行列ができやすい時間帯やセール期間中には、このわずかな時間の積み重ねが大きな非効率につながります。

そのため、多くの企業がレジ作業をマニュアルから見直し、お客様からの提示を待つことで、円滑な会計を促す方針にシフトしています。

これは、お客様に「待たせない」という快適な買い物体験を提供するための、企業側の努力の結果と言えるでしょう。

スマホ決済・アプリの普及

近年、QRコード決済やバーコード決済といったスマホ決済が急速に普及しました。

それに伴い、多くの店舗が独自のポイントカードアプリや、提携している決済アプリにポイント機能を統合しています。

これらのアプリは、支払いと同時にポイントも自動で付与される仕組みになっていることが多く、「ポイントカードはお持ちですか?」と口頭で確認するプロセスが不要になりました。

店員側も、お客様がスマホを提示しているのを見て、ポイント機能が内蔵されているアプリだと判断できるため、あえて声かけをしないケースが増えています。

スマホひとつでポイントも支払いも完結する利便性が、従来のカード提示スタイルを過去のものにしつつあります。

顧客のニーズの変化

レジでの声かけが減った背景には、顧客側のニーズの変化も大きく影響しています。

多くの人が複数のポイントカードを財布に入れており、「これ以上カードを増やしたくない」「いちいちカードを探すのが面倒」といった声は少なくありません。

また、スマートな買い物を好む消費者にとって、店員との余計なやり取りは煩わしいと感じられることもあります。

企業は、こうした顧客の潜在的な不満やニーズを汲み取り、「お客様が提示する意思を示した時だけ対応する」というスタンスに切り替えるようになりました。

これは、「聞かれるのが当たり前」という従来の常識から、「提示はセルフサービス」という新しい常識への移行を意味していると言えるでしょう。

研修マニュアルの変更

店員の接客マニュアルが時代に合わせて見直されたことも、ポイントカードを聞かれなくなった大きな理由です。

以前は「会計の際には必ずポイントカードの有無を確認する」と明文化されていたマニュアルが、最近では「お客様がポイントカードを提示された場合、速やかに読み取る」といった、お客様からのアクションを待つ形に変わっています。

これは、前述の「非効率化の解消」や「スマホ決済への対応」といった方針が、現場のオペレーションに落とし込まれた結果です。

また、接客研修においては、お客様に不快感を与えないことや、スムーズなレジ対応がより重視される傾向にあります。

そのため、ポイントカードの確認は、レジ全体のプロセスの中で優先順位が下がったと言えるでしょう。

「出さなかった自分が悪い」の心理を深掘り

「出さなかった自分が悪い」と感じてしまうのは、決してあなただけではありません。

多くの人が、レジを後にしてから「なんで出さなかったんだろう」と後悔の念に駆られます。

この心理を掘り下げていくと、いくつかの興味深い理由が見えてきます。

後悔の気持ちはどこから?

私たちの後悔は、単にポイントを逃したことだけが原因ではありません。

得られるはずだった利益を失うことへの強い抵抗感、これを心理学では「損失回避の法則」と呼びます。

たった数十円のポイントだとしても、得られるはずだったものが手に入らなかったという事実は、実際に同じ額を失った時よりもずっと大きな心の痛みを伴います。

店員さんとのコミュニケーションに気を遣いすぎた

「レジの店員さんは忙しそうだから、聞かれるまで待とう」

「自分から声をかけるのは迷惑かな」

と考えてしまう人も多いでしょう。

特に日本人は、場の空気を読んで相手に配慮する傾向が強いため、必要以上に店員さんを気遣って、自ら積極的に行動することをためらってしまうことがあります。

結果的に、一歩踏み出せずに後悔するというパターンに陥りがちです。

「聞かれるのが当たり前」という思い込み

長年にわたる習慣から、レジでは「ポイントカードはお持ちですか?」と聞かれるのが当たり前だと思い込んでいませんか。

この前提があるからこそ、聞かれなかった時に「あれ?」と戸惑い、行動が遅れてしまうのです。

そして、会計が終わってから「ああ、やっぱり出せばよかった」と、自分の思い込みに縛られてしまったことへの後悔につながります。

この後悔は、従来のサービススタイルと、時代に合わせて変化する新しいスタイルとのギャップが引き起こしていると言えるでしょう。

実は損しているかも?見落としがちな3つのワナ

ポイントカードを出し忘れた時、実は他にも損している事があるかもしれません。

  • ポイントだけでなく「割引」も逃している!
  • ポイントカードが「存在しないこと」になっている
  • 実は「後からポイント付与」できるお店も多い!

ポイントだけでなく「割引」も逃している!

ポイントカードは、単に買い物金額に応じてポイントを貯めるだけのツールだと思っていませんか。

実は多くの店舗で、カード会員限定の割引や特別価格が設定されています。例えば、「会員様限定でこの商品が10%オフ!」といったキャンペーンや、特定の商品がポイントカード提示で特別価格になることも珍しくありません。

また、レジで発行されるクーポン券が、次回の買い物時にカード提示を条件に適用されるケースもあります。

ポイントを貯めることだけに意識が向いていると、こうした見えない割引チャンスを逃してしまい、本来得られるはずだった金銭的なメリットを失っている可能性があります。

ポイントカードが「存在しないこと」になっている

最近では、ポイントカードの代わりに、支払いとポイント付与が一体化したアプリ決済が主流になりつつあります。

このとき注意が必要なのが、アプリにポイント情報が紐づいていないケースです。

たとえば、特定のQRコード決済アプリで支払ったものの、そのアプリがお店のポイントシステムと連動していなかった、という状況です。

また、お店独自のアプリであっても、購入前に「ポイントカードを表示する」というボタンをタップし忘れたり、会員ログインができていなかったりすると、ポイントは付与されません。

レジで「ポイントカードはありますか?」と聞かれないからといって、自動的にポイントが付くわけではないことを理解しておきましょう。

実は「後からポイント付与」できるお店も多い!

「ポイントをつけ忘れた…」とレジを後にしてから気づいても、すぐに諦めるのはまだ早いです。

実は、多くの企業が後日ポイントを付与するサービスを提供しています。

この場合、ポイント付与の条件は「購入から○日以内」「レシートとポイントカード(またはアプリ)を店舗に持参」などと定められていることが一般的です。

レシートに記載されているQRコードを読み込むことで、後から自分で手続きできるシステムを導入しているお店もあります。

レジで聞かれなかったからといって、すぐにレシートを捨ててしまうと、後からポイントを取り戻すチャンスを永遠に失ってしまうことになります。

買い物後は、一度レシートを確認する習慣をつけることが、賢くポイントを貯める第一歩と言えるでしょう。

2度と後悔しない!今日からできる4つの対策

ポイントカードの出し忘れを防ぐために、以下の対策を心がけましょう。

  • レジに並ぶ前にカード(またはアプリ)を準備する
  • レジ待ちの間に「お持ちですか?」の表示を探す
  • 支払い前に自分から「ポイントカード、お願いします」と伝える
  • 複数のカードをまとめる・アプリに集約する

レジに並ぶ前にカード(またはアプリ)を準備する

買い物のレジに並び始めたら、まずは「支払い方法」と「ポイントカード(またはアプリ)」の2つをセットで準備する習慣をつけましょう。

財布から現金やクレジットカードを取り出すのと同じように、ポイントカードも事前に手に持っておくのです。

もしスマホ決済を利用する場合は、支払いアプリとポイントカードアプリをスムーズに切り替えられるように、事前に画面を開いておくのがおすすめです。

このわずかな準備が、レジでの焦りをなくし、店員さんから「お持ちですか?」と聞かれなくても、自然な流れで提示できるようになります。

レジ待ちの間に「お持ちですか?」の表示を探す

レジに並んでいる間は、ぼんやりとスマホを見るのではなく、周りを見渡してみましょう。

レジのカウンターや、商品棚の端、時にはレジ画面のモニターに、「ポイントカードはお持ちですか?」と書かれたPOPやロゴが表示されていることがあります。

これは「お客様からの提示を待っています」というお店からのサイレントメッセージです。

この表示に気づけば、店員さんからの声かけを待つ必要がないことが分かり、こちらからスマートにカードを提示できます。

この習慣を身につければ、店員さんが忙しそうにしている時でも、迷うことなく行動に移せるようになります。

支払い前に自分から「ポイントカード、お願いします」と伝える

一番確実でスマートな対策は、会計が始まる前に自分から「ポイントカード、お願いします」と一言添えることです。

商品がカゴからレジに出され、店員さんがバーコードを読み取り始めるタイミングがベストです。

この一言があるだけで、店員さんはポイントカードのスキャン作業を支払いプロセスに組み込むことができ、スムーズな会計が実現します。

また、これにより「なぜ聞かれなかったんだろう」という後悔の念を抱くこともなくなります。

店員さん側も、お客様からの積極的な声かけは非常に助かるため、お互いにとってメリットのある行動です。

複数のカードをまとめる・アプリに集約する

物理的なカードが多すぎて管理が大変だと感じるならカードを整理し、スマートに持ち歩く工夫をしましょう。

まず、利用頻度が低いカードは財布から出すのがおすすめです。

そして、多くのポイントカードにはアプリ版が提供されているので、スマホにアプリをダウンロードして集約してしまうのが最も効率的です。

もしアプリがない場合でも、「Stocard」や「Wallet」といった、複数のカード情報を一括で管理できるアプリを活用すれば、物理的なカードを持ち歩く必要がなくなります。

これにより、レジで「どのカードだっけ?」と探す手間がなくなり、スムーズにポイントを提示できるようになります。

レジ後に気づいた!ポイント付与をあきらめる前に試すこと

レシートは捨てずに保管!

レジを後にしてからポイントをつけ忘れたことに気づいたら、まず一番に確認すべきはレシートです。

多くの企業では、後からポイントを付与する際の「証明」として、レシートの提示を求めています。

レシートには購入日時や購入店舗、合計金額などが記載されており、これらがなければ後からのポイント付与は困難です。

また、最近ではレシートのQRコードを読み取るだけで、後から自分でポイント付与の手続きができるシステムを導入しているお店もあります。

レシートを捨ててしまうと、こうした便利なサービスを利用するチャンスを永遠に失うことになりますので、たとえレジでポイントカードを提示し忘れても、レシートだけは必ず受け取ってしばらく保管しておく習慣をつけましょう。

ダメ元でカスタマーセンターに電話してみる

レシートをなくしてしまった場合や、後日対応の可否が不明な場合はダメ元でもそのお店のカスタマーセンターに電話してみる価値はあります。

オペレーターに正直に状況を説明し、「○月○日の○時頃に、○○店で買い物をしたのですが、ポイントカードを提示し忘れました。

どうすればよろしいでしょうか?」と相談してみましょう。

この際、正確な購入日時や購入金額を伝えられると、スムーズに話が進む可能性があります。

すべての企業が対応してくれるわけではありませんが、顧客満足度を重視している企業であれば、柔軟に対応してくれるケースも少なくありません。

諦める前に一度、公式ウェブサイトで問い合わせ先を探してみることをおすすめします。

「〇日以内ならOK」な店舗リスト

実は、多くの大手企業が「レシートとポイントカードがあれば、後日でもポイントを付与します」というサービスを提供しています。

これは顧客の利便性を高めるための重要なサービスであり、ポイントのつけ忘れを防ぐためのセーフティネットと言えるでしょう。

例えば、無印良品ではレシートとMUJI Cardなどを店舗に持参すれば後からポイントを付けてもらえます。

また、ユニクロも、購入日を含めて7日以内であれば、レシートとアプリや会員証を提示することでポイント付与が可能です。

普段からよく利用するお店がこのサービスに対応しているか、事前に調べてリストアップしておくと、万が一の時にも慌てずに対処できます。

レジのモヤモヤから解放され、賢くポイントを貯めるために

「ポイントカード、聞かれなかったな」とレジを後にしてから後悔するのは、本当にもったいないことです。

店員さんがポイントカードを聞かなくなったのは、「レジの効率化」や「スマホ決済の普及」など、時代の変化によるもの。決して、あなたやお店に非があるわけではありません。

このモヤモヤから解放されるために最も重要なのは、「聞かれるのを待つ」という従来の習慣から脱却し、「自分から提示する習慣」を身につけることです。

レジに並ぶ前にカードやアプリを準備する、支払い前に「ポイントカードお願いします」と自分から伝える。

たったこれだけのことで、ポイントを取りこぼすことは劇的に減ります。

そして、万が一忘れてしまっても、すぐに諦める必要はありません。

レシートを捨てずに保管し、後日対応サービスがないか確認してみましょう。

今日からほんの少しだけ行動を変えるだけで、あなたのポイ活はもっと賢くもっとストレスフリーになります。

次の買い物では、財布やスマホを手に取り、スマートにポイントをゲットしましょう。

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