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パートのおばさんが登録販売者になるのはやめとけ!おすすめしない理由3選

パートのおばさんが登録販売者になるのはやめとけ!おすすめしない理由3選

ドラッグストアでパート勤務をしている、または検討している方の中には登録販売者の資格を取得するかどうか迷っている方もいるのではないでしょうか。

しかし、登録販売者としてのお仕事にはネガティブな声も付き物です。

  1. 資格を取るために勉強するのが大変
  2. 社員と同じく販売ノルマが課せられる
  3. 責任が重い
  4. 資格取得後もずっと学び続ける必要がある

上記は登録販売者なんてやめとけと言われる時によく耳にする声ですね。

こうした理由ももちろん大きいのですが、登録販売者としての勤務を経験した私自身の意見を一つ申し上げますと

プライベートやワークライフバランスを重視して働きたいなら絶対におすすめしない

本当にこの一言に尽きます。

その理由について今回深掘りして解説していきます。

目次

ワークライフバランス重視で働きたいなら登録販売者になるのはやめとけ!

登録販売者として働く以上、一般の無資格スタッフと比べると負担は重くなりますし、休日も取りにくくなります。

なぜかというと登録販売者は各お店の営業時間内に必ず1人はいなければならないというルールが法律の下で定められているからです。

登録販売者が勤務していない時間帯にそのお店は医薬品を販売することができないのです。

ドラッグストアの中でも売上の大部分を占める医薬品が販売できないとなると会社は大ダメージになるため、あの手この手を使って意地でも店を開けようとしてきます。

  • 近隣店舗から資格者の応援を出す
  • 他の資格者が公休の日は必然的に労働時間が長くなる
  • 資格者の関係で希望休も通らないことが多くなる

近隣店舗から資格者の応援を出す

資格者がいない場合にまず会社が検討するのが資格者応援です。

登録販売者の少ない店舗が近隣にある場合、資格者のスタッフとして応援に駆り出されることもあります。

近隣店舗で応援に出せる人員がいない場合はさらに遠方から長期応援という形で駆り出してくることも多いです。

私もこのパターンで九州から四国に飛ばされたり、九州から東北に飛ばされたりという事が何度もありました。

こんな事をされたら正直プライベートなんてないようなものです。

ちなみに私はその当時九州のとある県限定の勤務で労働契約を結んだ正社員でした。

しかし、社員だからとかパートだからとか関係なく資格を持っている人間は貴重なので、会社はそんなのお構いなしに応援を要請してきます。

他の資格者が公休の日は必然的に労働時間が長くなる

他の資格者が公休の日は必然的に労働時間が長くなります。

例えば私がドラッグストアの社員だった頃は開店から閉店までの通し勤務が数日以上続くような事もありました。

もちろん社員が休みの日はその皺寄せがパートの登録販売者の方にいくこともあります。

このように働く店舗次第では有資格者というだけで非常に厳しい勤務を強いられることも少なくありません。

資格者の関係で希望休が通らなくなる事も増える

資格者の少ない店舗で働くと資格者というだけで重宝されるのは嬉しい反面、最悪な事があります。

現場の状況次第で希望休すらも通らない事が増えるのです。

通常資格者がいないとわかれば他店から応援者の手配がありますが、それでも賄いきれない場合、自店スタッフでなんとかするしかありません。

そのような理由でこの日は希望休を入れないでと言われる事も多かったです。

パートで登録販売者なんて絶対割に合わない!無駄に責任が重いだけ

パート勤務で登録販売者の場合時給がプラスで付きますが、正直割に合わないと思います。

理由は以下2つです。

  • 勉強することが多い
  • 会社によっては高い販売ノルマがある

勉強することが多い

登録販売者は医薬品の販売に関わる資格なので当然ながら勉強する事は多いです。

色んなお薬に配合されている成分や効能、飲み合わせの可否、副作用だけでなくその会社独自のPB品も覚えて、販売していかなければなりません。

このPB品を販売していくのが大変で、パート勤務でも協力を依頼される事が多いです。

会社によっては高い販売ノルマがある

会社によっては登録販売者に対して販売ノルマを課す会社もあります。

ノルマといえば社員に対して課せられるイメージが強いかもしれませんが、お店の販売状況があまりよろしくない場合、パートであろうとお願いされる事があります。

今の時代、自爆営業の強要は法律で禁止されているので必ずしも応じる必要はありませんが、店長や社員次第でしつこく迫られる事もあるので注意が必要です。

医薬品の知識を身につけたいなら取得もあり!働く場所はよく見極めて!

ここまで登録販売者についてネガティヴな面を話しましたが、もちろん全ての人におすすめしないわけではありません。

医薬品や健康について関心がある人なら楽しい仕事だと思いますし、店舗の資格者の数が多くて人員にも比較的余裕のある店舗なら気持ち良く働けると思います。

そのためドラッグストアで資格取得を視野に入れてパート勤務を考えている方は以下3つの点に注意して職場を選ぶようにしてください。

  • 業界大手のドラッグストアを選ぶ
  • 働きたい店舗の人員状況をチェックする
  • 店の雰囲気や売場状況をチェックする

業界大手のドラッグストアを選ぶ

ドラッグストアで登録販売者としての勤務を考えるなら業界大手の会社を選びましょう。

大手だからといって必ずしも働きやすいとは限りませんが、他の会社に比べるとマニュアルや労働者の管理が上手くできている所が多いです。

特にコスモス薬品は私の知人でも登録販売者として働いている人が多いですが、非常に評判が良いように思います。

働きたい店舗の人員状況をチェックする

働こうと思っている店舗に何度かお買物に行って人員の状況をチェックしておきましょう。

目安として朝の時点で5〜7人、夜でも5人以上いるような店舗は比較的働きやすいと思います。

もちろんその中に資格者の方が何人いるかもよく見ておくようにしましょう。

沢山人はいても資格者の数が少ないと資格者の負担は大きくなるので避けるのが無難です。

店の雰囲気や売場状況をチェックする

店舗の人員が足りているかどうかは店の雰囲気や売場の状況を見ればおおよそ判断できます。

スタッフの雰囲気が悪い店舗や売場がスカスカで欠品の多いような店舗は人員不足が深刻な店舗である可能性が高いです。

働こうと思ってある店舗がそんな状況なら近隣の店舗でもう少し良さそうな求人がないか探す事をおすすめします。

登録販売者として働いて良かったと思う事

登録販売者として働くのは大変ですが、もちろん良かったと思う事もあります。

  • お客様の健康に貢献できる
  • 幅広い知識が身につく
  • 人と接するのが楽しくやりがいを感じる
  • 日々自分の成長を実感できる
  • 安定した仕事がある

お客様の健康に貢献できる

お客様の悩みに寄り添い、適切な商品選びをサポートすることで、健康に貢献できる喜びを感じています。
「おかげさまで不調が改善しました」という感謝の言葉をいただけると、この仕事をしていて本当に良かったと感じます。

幅広い知識が身につく

医薬品だけでなく、健康食品や化粧品など、様々な商品の知識を深めることができます。
日々勉強することは決して楽ではありませんが、新しい知識を得ることはとても楽しいです。

人と接するのが楽しくやりがいを感じる

お客様とのコミュニケーションを通じて、様々な人と出会うことができます。

お客様の人生の一コマに関わることができ、人と接することが好きな私にとっては、やりがいのある仕事です。

日々自分の成長を実感できる

お客様からの質問に答えたり、商品を説明したりする中で、自分の成長を実感できます。

日々勉強し、知識を深めることで、より専門的なアドバイスができるようになりたいと思っています。

安定した仕事がある

少子高齢化が進み、健康に対する関心が高まる中、登録販売者の需要は高まっています。

安定した仕事に就くことができ、将来への不安が少ないことも大きな魅力です。

登録販売者という仕事は、お客様の健康に貢献できるだけでなく、自分自身の成長にもつながる、とてもやりがいのある仕事です。

まとめ

今回はパート勤務で登録販売者になるのはおすすめしない理由について実体験をもとに解説しました。

  • 資格者の少ない店だと希望休が取りにくくなったり、勤務時間が長くなることがある
  • 近隣店舗で資格者の少ないお店に応援に出されることがある
  • 時給は上がるが、重い責任や販売ノルマなど考慮すると正直割に合わない

ワークライフバランスを重視して働きたいなら正直登録販売者としての勤務はおすすめできないです。

ただ、医薬品の知識が身に着いたり、安定した仕事があるという面では非常にやりがいのあるお仕事でもあるので、興味のある方は挑戦してみてもいいと思います。

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