【独身向け】出張行きたくないから辞めるのはあり？嫌すぎて辞めた体験談から解説

「また出張か…」毎日のように繰り返される出張に疲弊し、心身ともに消耗している方も多いのではないでしょうか。

特に独身の方にとっては、プライベートな時間を犠牲にしてまで出張に行きたくないという気持ちも痛い程分かります。

この記事では、筆者が実際に経験した「出張に嫌気がさして転職を決意した」という体験談を元に、出張に悩んでいるあなたへ役立つ情報を提供します。

出張の辛さや、転職によって得られたもの、そして転職を検討する際の注意点など、リアルな声を交えながら解説していきます。

出張にうんざりしているあなたも、この記事を読めば、きっと前向きな一歩を踏み出すことができるはずです。

出張に行きたくないと感じる理由5選

誰しも一度は出張に行きたくないと感じたことがあるはずです。

行きたくないと感じるのには以下のような理由があります。

プライベートの予定が立てられない

出張が入ると、プライベートの予定をすべてキャンセルしたり、大幅に変更しなければならないことが多く、ストレスを感じます。

友人との約束、趣味の時間、ゆっくり休みたい日など、自分の時間を大切にしたいのに、出張が入るとそれらがすべて後回しになってしまうのは非常に辛いです。

特に、長期の出張になると、自分の人生が仕事に支配されているように感じ、孤独感や焦燥感に襲われることもあります。

出張先で馴染めるか不安

初めての場所での仕事は、緊張と不安がつきものです。

特に、方言が異なる地域や、文化が大きく異なる海外への出張となると、コミュニケーションの壁を感じ、孤独感を抱く人も少なくありません。

また、新しい環境に慣れるには時間がかかり、仕事に集中できずにストレスを感じてしまうこともあります。

特に内向的な性格の人にとっては、この不安は大きな負担となります。

荷物をまとめるのがめんどくさい

出張の準備は、思っている以上に手間がかかります。

スーツや私服、洗面用具、PCなど、持ち物が多い上に、限られたスーツケースに効率よく詰め込むのは至難の業です。

また、帰りの荷物の整理も面倒で、出張の度にこの作業を繰り返すことにうんざりしてしまう人もいます。

特に女性の場合、化粧品やヘアケア用品など、持ち物が多くなりがちで、さらに負担を感じます。

出張期間が延びる可能性がある

当初の予定よりも出張期間が延びてしまう可能性があることも、大きなストレスになります。

予定していたプライベートの予定が白紙になるだけでなく、仕事量が増えたり、不測の事態に巻き込まれる可能性も高まります。

特に、家族や恋人がいる場合は、長期間の不在が関係性に悪影響を及ぼすのではないかと心配し、精神的な負担が大きくなります。

体力的な負担が大きい

出張は、体力的な負担も大きいものです。

長時間移動による疲労、不慣れな環境での仕事、そして時差ぼけなど、様々な要因が重なり、心身に大きな負担をかけます。

特に、海外出張の場合は、長時間のフライトや、異国の食文化への対応など、さらに厳しい状況に置かれることもあります。

体力的な疲労は、集中力の低下やイライラ感を招き、仕事のパフォーマンスにも悪影響を及ぼします。

職場へのお土産を自己負担で購入する必要がある

出張先で何かお土産を買ってこなければいけないという暗黙のルールがある場合、経済的な負担も大きくなります。

特に、高価な品物を求められると、金銭面でのストレスを感じてしまいます。

また、お土産選びにも時間を取られ、余計な手間がかかるという点も、負担に感じます。

若手や独身だと出張を命じられやすい？

私は以前小売業界（ドラッグストア）で働いていたのですが、小売業界では若手や独身が優先的に出張を命じられることが多かったです。

特に新入社員や入社したばばりの中途社員は店舗の改装や新店オープンなどあれば応援という形で出張を命じられていました。

なぜ若手や独身は出張を命じられやすいかというと単純に他に頼める人がいないからです。

子供が理由で断れると会社は強く出れない

最近は育休や産休など子育てと仕事を両立させることに協力的な企業は増えています。

裏を返せば子供を理由にすれば出張を命じられても断りやすいのです。

だからといって出張に誰も出さないわけにはいきませんから、必然的に行くことが可能な人間に声がかかります。

若手社員や独身社員への出張命令は強制に近い？

あくまで私が体験してきた感覚ですが、若手や独身社員に対する出張命令はほぼほぼ強制に近い形でした。

出張を命じてくる上司も

「本当にごめん、○○さんしか出張出せる人がいないから。行ってきてくれない？」

という形で自分が行くいかしかないような言い方で頼まれる事が多かったです。

行きたくない意思を示しても

• ○○さんはお子さんがいるから
• ○○さんは親御さんの介護で家を空けられないらしいから

と他の社員がどうしようもない事情を抱えている場合、若手社員や独身社員はそれ以上の理由を出さない限りは現実的に断るのが難しいのです。

独身者が出張を断る際に使える理由3選

若手や独身の場合、出張を断る理由は非常に限られてしまいますが、断ることができないわけではありません。

例えば以下のような理由であれば、自然に断ることが可能です。

冠婚葬祭

「親族の結婚式があり、欠席することができません。」

これは、社会的に認められやすく、断りやすい理由の一つです。

結婚式は人生の大きなイベントであり、欠席することは難しいと多くの人が理解を示してくれます。

また、親族の不幸があった場合も同様です。

これらの理由を挙げることで、誠意を持って出張を辞退することができます。

両親の介護

「両親が病気で、介護が必要な状況です。」

これは、個人的な事情でありながら、共感を得やすい理由です。

特に高齢の両親を介護している場合は、その状況を理解してもらいやすくなります。

ただし嘘をついて断るのは避け、もし事実であれば、具体的な状況を説明することでより説得力が増します。

体調不良

「最近体調を崩しており、医師から安静にするように指示されています。」

これは、最も一般的な理由の一つです。健康状態に問題があることを伝えることで、会社側も無理強いすることはできません。

ただし、具体的な症状や医師の名前などを具体的に伝えることで、より信憑性が増します。

出張命令は毎回断れるとは限らない

若手社員や独身社員でも正当な理由があれば出張を断る事は可能です。

しかし、毎回上記のような理由が使えるかといえば難しい場合が多いと思います。

特に出張が毎月のようにあるような会社なら毎回断るのはほぼ不可能。

出張を断る理由を探すよりはそもそも断る必要のない職場に転職してしまうのがおすすめです。

出張が嫌すぎて転職した体験談

私も出張が嫌すぎて転職した経験があります。

その経験から申し上げますが、プライベートを優先したいなら転職した方がいいです。

私が出張が本気で嫌だった理由は彼氏との予定が立てられないことでした。

出張が多すぎた当時の話

とにかく出張ざんまいだった頃は毎月最低でも1回は出張を命じられていました。

近場に飛ばされることもあれば、片道3～4時間かかるような場所、ひどい時は離島に飛ばされたこともありました。

しかも出張はその時に突然伝えられるので、プライベートで予定を立てていても丸潰れ。

出張のせいで好きなアーティストのライブ参戦を諦めたこともありますし、彼氏や友達との予定が潰れたこともありました。

自分の予定が潰れるだけならまだマシですが、彼氏や友達との予定まで潰れると当然すれ違いが生じますよね。

実際私が彼氏側の立場だったら多分別れを告げていたと思います。

だって出張が理由とはいえ、何度も続くようなら自分より仕事の方が大事なのかな？と不安になるのが当然ですよね。

結婚や出産など将来の事を考えてもこの状況でやっていけるかと思うと不安ですし、なにより1番不安だったのはこの出張が理由で彼氏に見捨てられてしまったらと思うと不安で溜まりませんでした。

だからもう少しワークライフバランスを重視した働き方がしたいと思い、転職を決意しました。

出張の多い仕事を辞めて良かった事

出張の多い仕事を辞め、新たな道に進んだ方の中には、様々なメリットを感じている人がいます。

ここでは、多くの人が口にする「良かったこと」を3つご紹介します。

プライベートの時間を大切にできる

出張の多い仕事では、プライベートな時間が限られてしまい、趣味や友人との付き合い、家族との時間など、やりたいことができずにいる方も多いでしょう。

仕事を辞めることで、これらの時間を十分に確保できるようになります。

心身の健康回復

出張は、移動時間の長さや、慣れない環境での仕事など、心身に大きな負担をかけます。

そのため、体調を崩したり、ストレスを感じたりすることも少なくありません。

仕事を辞めることで、これらの問題から解放され、心身ともに健康的な状態を取り戻すことができます。

新しいことに挑戦できる

出張の多い仕事では、新しいことに挑戦する時間がなかなか取れません。

しかし、仕事を辞めることで、新しいスキルを習得したり、興味のある分野を深く探求したりする時間が生まれます。

出張の多い仕事は、収入面では安定しているかもしれませんが、心身への負担が大きいという側面もあります。

もし、現在の仕事に悩んでいるのであれば、一度立ち止まって、本当にやりたいことを考えてみることをおすすめします。

出張の多い仕事を辞めて後悔したこと

出張の多い仕事を辞めることは、大きな決断です。

新しい環境への期待感もある一方で、不安や後悔もつきもの。

ここでは、実際に経験した人からよく聞く後悔のポイントを2つ解説します。

給料が下がる可能性がある

出張の多い仕事は、一般的に残業代や手当がつきやすく、収入が高い傾向があります。

特に、海外出張の場合は、日当や旅費が支給されるケースも多いため、収入が大幅に減少してしまう可能性があります。

キャリアアップの機会の減少

出張は、顧客との直接的なコミュニケーションや、新しいプロジェクトへの参画など、キャリアアップにつながる貴重な経験の場となることがあります。

出張の多い仕事を辞めることで、これらの機会を失ってしまう可能性があります。

まとめ

出張の多い仕事を辞めることは、大きな決断ですが、必ずしも後悔するとは限りません。

しかし、収入やキャリアアップといった面で、デメリットも存在します。

転職前にしっかりと準備し、後悔のない選択をしてください。