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大卒で小売業が恥ずかしいは正常な反応!好きじゃないなら続ける意味なしな理由を解説!

大卒で小売業が恥ずかしいは正常な反応!好きじゃないなら続ける意味なしな理由を解説!

大卒なのに就職先が小売業である事になんともいえない恥ずかしさを抱く方は多いと思います。

小売業の社員は基本的にレジや品出しなど単調な業務が多く、悪くいえば誰でもできる仕事です。

専門性やスキルも付かない上に世間体も悪く今後のキャリアの事を考えると不安で仕方ない。

今回はそんな方向けに小売業を続けるか続けないかで1つの考え方を紹介します。

目次

大卒で小売業が恥ずかしいと感じる理由は3つ

まずは小売業界で働く事に恥ずかしさを感じる理由について考えてみましょう。

  • 専門性のない仕事だから
  • 世間体が良くない
  • 年収が高くない

専門性のない仕事だから

一般的に小売業界での仕事は専門的なスキルが身に付きにくいといわれています。

接客や商品管理など店舗運営全般のスキルは身に付きますが、他の仕事ではなかなか活きることの少ないスキルです。

そのため、長く働けば働く程、専門性の部分を評価されにくく転職の選択肢は狭まってしまいます。

将来的に転職して年収アップやテレワークできる環境を求めているのであれば、正直長く続ける理由の方が少ない仕事だと思います。

世間体が良くない

小売業での仕事は言い方は良くないですが、「誰でもできる仕事」と見なされることも多いです。

実際小売業で長い期間経験を積んでも転職市場における価値は上がりませんし、労働量に対する給与が低いことも社会問題の1つとしてメディアで取り上げられることもあります。

そんな背景もあってか、小売業で働いていることに対するイメージはあまり良いものではないのです。

男性であれば、将来結婚や子供を考える上でも、仕事が小売業であることでが不安材料の1つとして捉えられることもあります。

世間体や周りからのイメージを大事にしたいのであれば、余程好きでない限り長く続ける理由は少ないです。

年収が高くない

小売業界での仕事は土日祝日も関係なく働くことが多いですし、労働時間も長めです。

そのため、恋人や家族との時間を確保する上ではどうしても難しい部分があります。

その上年収も他の業界と比べるとかなり低めの水準の為、労働量を考慮して割に合うかといえば、合わないと感じる方が大半だと思います。

大卒で小売業に就職したけどやっぱり嫌。続けたくない人はどうする?

大卒で小売業に就職した人の中には、渋々小売業を選んだという方もいるでしょう。

  • 本当は別業界に行きたかったけど内定が取れなくて渋々小売りを選んだ
  • 小売りの仕事が向いていると思ったけど、自己分析が甘かった

学生時代にもっと頑張っておかなかったことを後悔している方も多いと思います。

しかし、せっかく正社員として就職したからには続けた方がいいのかなと感じますよね。

嫌々ながらも3年続けた人の話

私の知り合いで嫌々ながらも小売業を3年続けた子がいます。

その子の場合、3年は頑張ると決めて嫌々ながらも続けたそうなのですが、結果的に続けて良かったと話していました。

理由を聞いてみると、転職活動をしている時に見る求人のほとんどは社会人経験を重視していることが多かったそうなんです。

私も転職経験があるので分かりますが、たしかに求人の中には必須条件や歓迎条件の中に「社会人経験2年以上」、「正社員経験2年以上」と記載があることも多いです。

なので正社員としての職歴が3年あれば、それだけで転職活動が有利に進められることもあります。

逆に私の場合、新卒で入った職場を1年以内で辞めてしまったので、転職活動にはかなり苦労しました。

転職サイトでは「第二新卒歓迎」、「未経験歓迎」など聞こえの良い言葉も飛び交っていますが、正直短期離職した人に対する風当たりはかなり厳しいです。

面接で話しにくい以前に書類選考を通過するだけでもかなり苦労します。

続けたくないなら早めに辞めた方がいい?

だから個人的には続けたくないなら早めに辞めた方がいいか?と聞かれて「もちろん」とは言えないかなと思います。

人間関係によるストレスが限界に達していて、鬱病寸前まで追い込まれているようなレベルなら1日でも早く辞めることをおすすめしますが、そこまで辛いわけでもないならとりあえず職歴を積む事を優先した方がいいでしょう。

今後生きていく上で短期離職(1年以内に辞めた)という肩書は一生付き纏います。

正直この肩書があるだけで弾く企業の方が圧倒的多数派ですので、余程の理由がない限りはほとんどの求人で企業が最重視している職歴の部分を最優先に考えた方がいいと思います。

第二新卒枠での採用を狙うにしても最低限1年の職歴がなければ、転職活動ではマイナスに働くことの方が多いのでくれぐれもご注意ください。

接客業を今すぐ辞めたい人はどうする?

いち早く接客業を辞めたいなら転職活動を成功させるのが1番の近道になります。

転職活動を成功させる上で最も重要となるのは自己分析です。

新卒の時の就活と同じように転職活動でも自分の性格や仕事に対する考え方、得意分野、スキル、実績、キャリアプランを把握し、面接の場でスムーズに答える必要があります。

自己分析は転職する企業とのミスマッチを防ぐ上でも非常に重要です。

自己分析の質が高ければ転職成功の確率はグッと高まりますし、最短ルートで内定獲得できますよ。

手っとり早く質の高い自己分析をしたい方はミイダスのコンテンピシー診断を受けてみるのがおすすめです。

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小売業界で働き続ける上で1番しんどいのは恥ずかしさよりも体力的な不安

ただ、小売業界で10年、20年と長い視点で働き続けることは絶対におすすめしません。

なぜなら小売業界で働き続ける場合に1番しんどいのは恥ずかしさよりも体力的な不安だからです。

正直小売で働く上での恥ずかしさは年を重ねる程どうでもよくなります。

年齢が上がって役職が付けば、店舗外(本部など)に配属されることも増えますし、収入もそれなりに上がってくるからです。

しかし忘れてはいけないのは、自分が必ずしもその出世ルートに乗れるかどうかという所。

みんながみんな年齢が上がればエリア長、課長、部長へと昇進できるわけではありませんし、年齢を重ねても店舗配属のままということも決して珍しい話ではありません。

年を重ねても今の仕事をできる?

店舗スタッフといえば、基本的にはレジ打ちをしたり重い荷物を持ち運びして品出しするような作業が多いですよね。

今は若いから難なくこなせているかもしれませんが、この仕事を40歳過ぎてから毎日続けようと思うとかなりしんどいはずです。

おまけに長時間労働が普通なので、休みもまともに取れないということも珍しくないでしょう。

今後結婚や子供も考えず1人で生きていくつもりなのであれば、そんなに痛手ではないかもしれませんが、将来的に結婚して子供を持って円満な家庭を作っていきたいと考えるのであれば、小売業界で働いている事自体がその願望を難しくしてしまう恐れもあります。

そう考えるとこの先10年、20年のキャリアを小売業に捧げるよりは、若い内に異業種にチャレンジして専門的なスキルの身につく仕事に就く方が賢明なのではないでしょうか。

小売業界からの転職でおすすめの業種3選

体力的に自信のない方や接客業を嫌々ながら続けている方は転職できる可能性がある内に転職するのが賢明です。

30代、40代になってから異業種への転職にチャレンジとなるとぶっちゃけかなり難易度高めですが、第二新卒や20代など若ければ若い程ポテンシャル面を重視して採用される可能性もあります。

そのため小売業界を抜け出したいのであれば、まだやり直しの効きやすい20代の間がチャンスです。

小売業界からの転職先としては以下3つの業種が人気です。

  • 事務職
  • 製造職
  • 営業職

事務職

事務職は、座って作業することが多く、身体への負担が少ないため、働きやすいと感じる人が増えています。

私自身も接客業から事務職に転職し、プライベートの時間が増え、仕事と生活のバランスが取りやすくなりました。

事務職は人気が高いため求人を探すのが難しい場合もありますが、転職エージェントに相談すればあなたに合った求人を紹介してもらえます。

事務職への転職を考えている方は一度転職エージェントに相談してみるのがおすすめです。

製造職

接客業から転職を考えている方の中には、製造業に興味がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

製造業は、接客業と比べて人間関係のストレスが少ないというメリットがあります。

お客様と直接顔を合わせる機会が少ないため、面倒なクレーム対応に悩まされることもありません。

また、大手企業の製造業であれば、安定した収入と充実した福利厚生が期待できます。

ボーナスも年6~7ヶ月分支給される企業も珍しくありません。

ただし、製造業は体力仕事であることが多い点や、同じ作業の繰り返しになるといったデメリットもあります。

どちらの仕事を選ぶかは、個人の価値観や希望によって異なります。

ご自身のキャリアプランをじっくりと検討し、自分に合った仕事を見つけてください

営業職

お客様とのコミュニケーションや商品の提案が好きな方は営業職もおすすめです。

接客業で培ったお客様のニーズを的確に捉え、最適な商品やサービスを提案する力は、営業職でも大いに活かすことができます。

またお客様との信頼関係を築く能力も、営業成績に直結します。

さらに営業職では目標達成に向けて自ら行動し成果を出すことで、大きなやりがいを得られます。

販売で実績を上げている方なら営業職への転身によって、より高い収入を目指すことも可能です。

接客業で感じていた長時間労働や、

お客様からのクレーム対応などのストレスから解放されたいとお考えなら営業職は新たなキャリアステップとなるかもしれません。

小売業界に向いていると思う人は辞めない方がいいかも

小売業界で働くことに恥ずかしさを感じつつも、仕事自体が向いていると思うのなら辞めない方がいい場合もあります。

具体的に以下のような方は辞めた後後悔することも多いです。

  • 人と関わるのが好き
  • 商品販売スキルが高い
  • 平日休みでも構わない

人と関わるのが好き

お客様との会話が大好きでコミュニケーションを取ることが苦にならない人は接客業が向いているといえるでしょう。

様々なバックグラウンドを持つお客様と触れ合い新しい発見をすることに喜びを感じる人やお客様から感謝されることに強いやりがいを感じる方は他の業種に転職した際に少し物足りなさを感じるかもしれません。

商品販売スキルが高い

商品販売スキルが高く販売実績の豊富な方も小売業が向いているといえるでしょう。

具体的に以下のような方です。

  • 商品の知識を深め、お客様に最適な商品を提案することに興味がある人
  • 話術力があり、商品の魅力を効果的に伝えられる人
  • 数字に強く、売上目標達成に向けて努力できる人

ただ、上記特徴に当てはまる方は小売業だけでなく営業職でも高く評価される可能性が高いです。

年収で見ても販売職より営業職の方が給与水準が高めですので、より高い年収を狙いたいのなら営業職にキャリアチェンジした方がいいと思います。

平日休みでも構わない

平日休みでも構わない、むしろ平日休みの方が都合が良いと感じる方も小売業界に適性があるといえます。

小売業界で働く最大のデメリットは土日祝日が休みにくい所です。

恋人や家族との時間を大切にしたいのであれば、平日休みよりも土日祝日休みの方が都合良い場合が多いです。

ただ、平日休みだからこそのメリットと言える部分もあります。

  • 外出しても混雑しにくい
  • 旅行に行く時も割引が適用されやすい
  • 役所や銀行などに行きやすい

土日休みのメリットよりも平日休みのメリットの方が魅力的に感じる方は小売業界で働き続けてもそんなにデメリットを感じる場面は少ないと思います。

小売業界で働き続けるのが向いてないのはどんな人?

逆に以下のような人は小売業界で働き続けるのが向いてないといえるでしょう。

  • 土日祝日休みが欲しい人
  • 将来的にテレワークをしたい人
  • 他の業界にも興味がある人

土日祝日休みが欲しい人

小売業界で働きながら土日祝日休みを目指すのはほぼ不可能です。

そのためパートナーが土日祝休みの方や家族との時間を大事にしたいのならば、小売業で働き続けるのは辞めた方がいいと思います。

将来的にテレワークをしたい人

小売業界では基本的に店舗に配属されて業務に従事する形になるため、テレワークという選択肢がありません。

本社勤務など配属先が変わればテレワークの選択肢も出てくるかもしれませんが、殆どの場合テレワークはできないと考えた方がいいでしょう。

将来的にテレワークやフレックスなど自由度の高い働き方をしていきたいのであれば、小売業界で働き続けるのは向いていないと考えられます。

他の業界にも興味がある人

小売業界での経験が長ければ、同業界への転職を考える上では評価されやすいですが、それ以外の業界と考えるとかなり選択肢が狭まります。

特に30歳を超えてくるとポテンシャルよりも経験やスキル面重視での採用になるため、異業種への転職自体が現実的でなくなると考えた方がいいでしょう。

  • 渋々小売業界を選んだけど本当はもっと条件の良い業界で働きたい
  • 小売業界で今後キャリアを積んでいく未来が想像できない

こんな考えを持っているのであれば、1日でも早く異業種への転職にチャレンジする準備を進めた方がいいと思います。

小売業界から小売業界への転職はどう?

小売業界での仕事自体が嫌でない方や不定休でも構わない方は小売業から小売業への転職という選択肢もあります。

同じ業界でも会社によって待遇は異なりますし、社風も全然違うからです。

私自身、ドラッグストア業界の中堅企業で働いていましたが、業界大手の企業と比べると待遇面で天と地ほどの差があるように感じていました。

求人内容を見る限りでも大手企業は条件や待遇も良いですし、社員の満足度も高い印象です。

そのため、今の仕事自体が嫌でないのであれば、働く会社を変えてみるだけでもストレスが解消されることがあります。

また、小売業界と一口に言っても種類は様々あります。

  • コンビニやスーパー・ドラッグストアなどのレジスタッフ
  • アパレルの販売員
  • 家具・インテリアの販売員
  • 楽器の販売員
  • 書店店員

同じ販売員でも扱う商材によって向き不向きが変わることはあります。

今働いている会社で扱う商品にイマイチ興味が持てないと思う方は同じ販売員の仕事で違う種類の商材を扱う企業に転職してみるのもおすすめです。

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